塾内テストの結果

冬期講習最終日に実施した中学1年生と2年生の塾内テストの結果が戻ってきました。中学3年生は、1月30日に当塾で公立高校直前模試を実施するので、今回のテストは受けていません。

今回は中学2年生が大苦戦していましたが、やはり問題が難しく基準とされる全体の平均点は五教科合計で239点でした。中学1年生は266点でした。この点数は当塾の塾生の平均点ではありませんが、この点数からもテストが難しかったことが分かります。

一番気になっていた2年生の数学は、基準平均点が40点でした。40点取れれば、偏差値は概ね50となります。特に正答率が低かった問題は、半球の表面積を求める問題と合同からの面積を求める問題、そして最後は数列の組み合わせのひっかけ問題です。

半球は公式を理解していても底面積を含まずに誤答になった塾生が多くいました。単純に計算ミスした塾生もいました。合同からの面積を求める問題は、数学が得意な塾生でも戸惑ったようです。普段から分からない部分は、「文字に置き換えて方程式を作ってみよう」と伝えていますが、限られた時間で組み立てることは、応用力だけでなく発想力も必要です。最後の数列は、問題文の“2以上の自然数”がネックでした。問題文をしっかり読んでもついついひっかかってしまいます。問題自体難しいので、解くことができた塾生は達成感があったと思います。ただ2以下の自然数も含めてしまった、もしくは含めなかったために誤答になった塾生が見られました。

塾内テストの結果は、受験した塾生に現在返却中です。お休みでお渡ししていない塾生もいますが、通塾すれば必ず返却して塾生とヒアリングします。保護者様のご確認もよろしくお願いいたします。

塾として、今回の結果をもとに各塾生の苦手ポイントを精査していきます。そして、一問でも多く理解が深まるように指導していきます。